稲田太鼓のブログ

打つ、囃す、創る。祝う、風になる。

祇園祭り結成20周年

イメージ 1
 7月24日(水)、高田祇園祭り。地元はもとより、はるばる県内外から祇園祭を盛り上げようと大勢の方々が集まる。稲田太鼓の山車巡行に120名の協力者。大変な数だ。稲田諏訪神社山車殿の大扉の前にて安全祈願祭。鏡割り。いつものスタート。皆、一日つとまるかな。一人一人の表情を確認して出発する。素敵な笑顔だ。
 稲田橋のたもとから高田の町へと進む。真夏のエネルギーを太鼓山車に載せるのだ。太鼓の音が神々を誘う。囃子方のバチさばき、曳き方の足運び、祝儀方のお願い。皆の語らい。すべての力が一つになって大自然のパワーを呼び込もうとする。
 昼過ぎ、城東中学校から生徒が応援。学校からお馬出しまで皆で歩いてきたという。努力、挑戦、感謝。地域の活動を支え、担う。きっと素晴らしい大人になる。素晴らしい社会をつくることができる。ソーレ。大きな掛け声が高田の町をこだまする。
 太陽が沈もうとする夕刻。仮宮前に御輿、山車が一斉にそろう。チャンチキの音に合わせて太鼓を打つ。御輿の担ぎ手が必死となる瞬間だ。今年も祇園祭りを熱く迎える。汗が体中からあふれてくる。
 
「太鼓の会 あっという間に 20年」。
 
 平成12年、稲田祇園祭で結成して以来、20年目を迎えた。あの時の7月のことは忘れない。あっという間の20年。宇宙の長い長い営みからすれば、ほんの瞬間。この地球を大切にしなければならない。神々に感謝する祇園祭り。関係者の皆さん、ありがとうございました。参加者の皆さん、大変ご苦労様でした。