稲田太鼓のブログ

打つ、囃す、創る。祝う、風になる。

子供ら乗せて橋渡る

イメージ 1
 7月24日(日)高田祇園祭。今日は久々の日曜日。子供らも学校が休みなので朝から参加。諏訪神社での鏡割りの儀式を終え、皆でまずは稲田橋へと向かう。子供らを乗せた太鼓山車は夏のさわやかな風を感じながら高田の町へと進む。この日が日曜日と重なるのは5、6年に1度。最初は平成の17年、次は23年。いずれの日もさわやかな朝だった。今日も楽しくなりそうだ。

 「子供らを 乗せて太鼓が 橋、渡る」。

 いつものルートをいつものように山車を曳く。休憩所での軽い食事がまた楽しい。皆が同じ稲田の文字を背負い、一つのことをやり遂げることは素晴らしい。夕刻になって宮入り会場となっている御馬出しに到着。仮宮にお参りをしていよいよ演奏が始まる。皆、1年間この日を待っていたのだ。

 「御輿渡御 太鼓の音に 威勢よく」。

 近郊から集まる御輿の担ぎ手の声と各太鼓組の太鼓の音が本町の町に鳴り響く。宮入りが終わって、夜の街、本町歩行者天国を太鼓を打ちながら帰路につく。提灯を揺らしながら皆が最後の力を振り絞る。無事到着すればもう22時。今日も一日大変ご苦労様でした。応援していただいた町内の皆様、大変ありがとうございました。