稲田太鼓のブログ

打つ、囃す、創る。祝う、風になる。

町名提灯飾り春祭

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 5月22日(日)、稲田諏訪神社春季例大祭。太陽の日差しを浴びて心地よく祭りが始まる。境内には飾りをつけた神社御輿を中心に子供御輿が4基、そして太鼓山車が立ち並ぶ。それぞれの会の半纏を着た若衆が勢揃いする。見上げれば、新緑の若葉を元気よく芽吹かせた大ケヤキに小鳥たちが楽しそうに舞い遊ぶ。

 「恋の唄 さえずり 欅(き)に舞う 小鳥たち」

 今年は町名入りの提灯十灯と大太鼓の打敷、台座幕を新調させていただいた。提灯は山車の両翼にそれぞれ五連。赤い三つ巴と青い梶の葉が澄み切った大空に鮮やかに映える。着飾った大太鼓は一層、神々しい。

 「十連の 提灯ゆらして 山車すすむ」

 「大太鼓 打敷かざって 華やかに」

 囃し手の子供たちは暑い日というのに疲れも知らず太鼓を打つ。子供たちの笑顔がとても美しい。祭りに集まるメンバーに今年も元気をいただいた。何気ない会話が皆を和ませる。
 4町内の曳行を無事に終え、山車殿の大扉の前にて皆で一本〆。終日天気に恵まれ、楽しい一日でした。町内関係者の皆様、ご支援をいただいている町内外の皆様、大変ありがとうございました。