稲田太鼓のブログ

打つ、囃す、創る。祝う、風になる。

15周年記念春祭曳山

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5月25日(日)、稲田諏訪神社の春季例大祭が始まった。境内には早朝から町内の役員、御輿の担ぎ手、子ども会、と続々集まる。参加者は昨年よりも輪が広がり250名以上にものぼる気がする。今日は少しドンヨリした天気。大ケヤキの若葉の緑が濃く見える。我々太鼓の会は、春祭りとしては初めての曳山に挑戦だ。うれしい事にメンバーが声掛けをして、曳き手が大勢集まった。たのもしい。
 発御祭のあと、すぐに神社の脇をぬけ、表参道に回る。山車の車輪も順調だ。直した舵棒も軽快に転がる。大鳥居の前で、今一度曳き方、囃子方、祝儀方、誘導方、皆で心を一つにした。さっ、祝い太鼓を打ち鳴らそう。小若連が打つ太鼓はいつも微笑ましい。つい、表情がゆるんでしまう。
 春祭りは、実に時間がゆっくりと流れる。町内所々で曳行を休む。和みと憩いの祭りだ。いつもの人がいつものように声をかけて下さる。ありがたい。あさつきをいただいて、皆の会話がまた進む。

 あさつきを 食べてみんなの 笑い顔

 一日の運行を終え、皆で直会を行う。7月24日、本町での再会を約束し、手締めとなった。皆元気で良かった。