稲田太鼓のブログ

打つ、囃す、創る。祝う、風になる。

清里と下門前の夏祭り

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 8月6日(土)、今日は清里と下門前の夏祭り。お蔭様で2つの地域から招待をいただいた。
 まずは清里坊太郎夏祭り。毎年お声をかけていただいて、もうかれこれ何年になるか分からない。いつもより少し早い時間帯でのスタートだ。夏の太陽が斜め45度から強く差し込む。警察のパトカーや白バイ、消防署のレスキューや消防車がぎっしり並んでいる。清里の皆さんはいつも元気だ。稲田太鼓のメンバーもいつもより楽しく、気持ちよく太鼓を打つ。清里スペシャルバージョンを披露して次の関町太鼓にバトンを移した。

 「ソロ打ちも さらに元気だ 清里で」。

 休む間もなく続く会場、下門前に急行だ。車に太鼓を乗せてルート18を北へ大移動。少し太陽が沈みかけたとはいえ、まだまだ暑い。喉が渇く。ステージの前に太鼓を並べる。センターは大きい平太鼓だ。「祝い太鼓」「川風太鼓」「欅」の3曲を続けて打つ。無論、ソロ打ちも曲の合間に挟んで。みんな初の会場というのに、気合も十分だ。物怖じせず堂々と演ずるのが稲田太鼓の強みだ。子供も大人も凄い演奏だ。来場者の方々の熱い視線を感じる。

 「夕刻の 空にとどろく 下門前」。

 無事演奏を終え、稲田へと向かう。今日は2つの夏祭り。実行委員の皆さん、会場の皆さん、大変お世話になりました。一日ありがとうございました。

子供ら乗せて橋渡る

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 7月24日(日)高田祇園祭。今日は久々の日曜日。子供らも学校が休みなので朝から参加。諏訪神社での鏡割りの儀式を終え、皆でまずは稲田橋へと向かう。子供らを乗せた太鼓山車は夏のさわやかな風を感じながら高田の町へと進む。この日が日曜日と重なるのは5、6年に1度。最初は平成の17年、次は23年。いずれの日もさわやかな朝だった。今日も楽しくなりそうだ。

 「子供らを 乗せて太鼓が 橋、渡る」。

 いつものルートをいつものように山車を曳く。休憩所での軽い食事がまた楽しい。皆が同じ稲田の文字を背負い、一つのことをやり遂げることは素晴らしい。夕刻になって宮入り会場となっている御馬出しに到着。仮宮にお参りをしていよいよ演奏が始まる。皆、1年間この日を待っていたのだ。

 「御輿渡御 太鼓の音に 威勢よく」。

 近郊から集まる御輿の担ぎ手の声と各太鼓組の太鼓の音が本町の町に鳴り響く。宮入りが終わって、夜の街、本町歩行者天国を太鼓を打ちながら帰路につく。提灯を揺らしながら皆が最後の力を振り絞る。無事到着すればもう22時。今日も一日大変ご苦労様でした。応援していただいた町内の皆様、大変ありがとうございました。

町名提灯飾り春祭

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 5月22日(日)、稲田諏訪神社春季例大祭。太陽の日差しを浴びて心地よく祭りが始まる。境内には飾りをつけた神社御輿を中心に子供御輿が4基、そして太鼓山車が立ち並ぶ。それぞれの会の半纏を着た若衆が勢揃いする。見上げれば、新緑の若葉を元気よく芽吹かせた大ケヤキに小鳥たちが楽しそうに舞い遊ぶ。

 「恋の唄 さえずり 欅(き)に舞う 小鳥たち」

 今年は町名入りの提灯十灯と大太鼓の打敷、台座幕を新調させていただいた。提灯は山車の両翼にそれぞれ五連。赤い三つ巴と青い梶の葉が澄み切った大空に鮮やかに映える。着飾った大太鼓は一層、神々しい。

 「十連の 提灯ゆらして 山車すすむ」

 「大太鼓 打敷かざって 華やかに」

 囃し手の子供たちは暑い日というのに疲れも知らず太鼓を打つ。子供たちの笑顔がとても美しい。祭りに集まるメンバーに今年も元気をいただいた。何気ない会話が皆を和ませる。
 4町内の曳行を無事に終え、山車殿の大扉の前にて皆で一本〆。終日天気に恵まれ、楽しい一日でした。町内関係者の皆様、ご支援をいただいている町内外の皆様、大変ありがとうございました。

地域芸能体験講座

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 3月13日(日)、上越市公民館新道分館にて行われた伝統芸能体験講座にお呼ばれさせていただきました。今回はその2、ということで2週間前に開かれた「稲田いたこ伝承会」に続く第2弾。地域に伝わる伝統芸能の体験会を公民館の主催で開くものでした。当日は少しポカポカとして春めいた日となり、近郊の方々に快くご参加いただきました。まず、稲田太鼓の紹介をした後、「祝い太鼓」、「川風太鼓」、「欅」の3曲の演奏を披露。続いて太鼓打ちの簡単な講習と実際にバチを持っていただいての演奏体験となりました。地元、新道地区での地域の方々とのこのような交流会は、私たちにとっても始めてのもので新鮮で楽しいひと時となりました。開催していただきました公民館のご担当の方はじめ参加者の皆さん、大変ありがとうございました。

上越市地域活動支援事業その2




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 平成27年度上越市地域活動支援事業において、昨年に引き続き事業の交付をいただいた。頂戴した品物は、今年は山車に飾る提灯と大太鼓を飾る台座幕。提灯には江戸文字で大きく「稲田町」の名を記し、青色の諏訪梶の葉、赤色の三つ巴の紋を側面に。台座幕には「祝高田開府四百年記念」の文字を金色の刺繍で。2年続きの本事業のお蔭で、太鼓山車は大変豪華な装飾品をまとうことになった。地域の活動が今一度見直される今日、次の時代を担う子供たちへの素敵な贈り物となった。町内役員の方をはじめ、日ごろから応援していただいている町内外の方々、担当いただいた市役所の職員の方、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。地域がお祭りを通じて賑やかになり、豊かになるよう引き続き活動の輪を広げます。

清里夏祭り

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 8月8日(土)、清里区の坊太郎祭りに太鼓演奏で参加した。清里ではかなり以前から恒例の夏祭りとなっている。村の内外からこの祭りを毎年楽しみにしている家族連れがどっと押し寄せる。とってもアットホームな感じが漂う祭りだ。
 稲田太鼓は少し太陽の日差しが弱くなり始める夕刻からの演奏、一番手。「祝い太鼓」と「川風太鼓」の2曲を演奏した。曲の合間には、K南さん、Y美ちゃんの自慢のソロ演奏も披露。
 
 「清里の 祭りを今年も 盛り上げて」。
 
 続く関町太鼓の演奏後、ちょうど坊ヶ池より延々担ぎ通した聖水御輿が入場した。稲田の皆も一緒に盛り上げに一役。太鼓をしまい終えた後、皆は思い思いに祭りを楽しんだ。清里のみなさん、大変お世話になりました。

16年目の祇園祭

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 7月24日(金)、太鼓の囃子方山車の曳き方、祝儀方、誘導方、皆が稲田諏訪神社に集まった。心配していた雨も何とか持ちこたえそうだ。神社参拝後、鏡割りの儀式を終え、まずは稲田橋まで山車を曳く。赤い町名旗を山車の前の破風に飾り、大締太鼓に懸ける紫の町名幕を山車の中央に飾る。皆は稲田太鼓の文字を記した揃いの竹笠をかぶる。メンバーの祭りと太鼓に対するまっすぐな気持ちが嬉しい。

 
 「メンバーの 一途(いちず)な想いに 感謝する」。
 
 お昼からは終業式を終えた子供達が合流する。これから始まる本町の曳行を皆、楽しみにしている。お腹いっぱい好きなものを食べ、本町に繰り出す。夜まで太鼓の打ち通しだ。
 
 26日(日)、続く祇園の2日目。無事に本町から帰還した稲田の太鼓山車をもう一度山車殿から曳き出す。この日も子供たちは囃子方、大人たちは曳き方に分かれ、協力しながらの運行だ。日差しは強いが誰もが元気だ。
 
 「夏祭り 子供の頑張り ごくろうさん」(ゆみ)。
 
 皆で記念撮影をして、手締めとなった。町内の皆様、関係者の皆様、大変ありがとうございました。